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~職人を訪ねてin置賜~
台風が接近しているせいか薄曇りのはっきりしない天気ではあるが
米沢へ車を飛ばす私はルンルン気分である。
「artists15chosen~地域に根ざす粋で旬な職人衆~」
に登場していただいた4人の方々の工房を訪ねる事ができるのだ。
なれない米沢の街中に不安を覚えながらやっと辿りついた「新田」は米織りと
紅花染めの老舗。
伝統工芸士である新田秀行氏から、美味しいお茶をいただきながらお話を聞いた。
米沢に織物文化を初めにもたらしたのは、本当は越後から麻糸を持ち込んだ
直江兼継である事など、米織りと紅花染めにまつわる興味深いお話の後、
仕事場での糸の下準備や機織などの様子を見せて頂いた。
紅花染めの体験も皆、思考錯誤してチャレンジ。
出来は家でのお楽しみ、広げるのが待ちどうしい。
歴史ある建物にショールームの家具もアンティークで落ち着いていて、作品を引き
立てていた。
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お昼を挟んで長井に移動。
川原龍美氏の工房に向かう、山間の
懐かしい風景の中、川原氏の清楚な
作品が堪能できた。

繊細な磁気にこだわった、目立たずとも、
心地よい自己主張してくれる川原氏の
作品たちは、生活の中に溶け込み、
家族と一緒に歴史を刻んでいくのだろう。
土から焼きまでを愛情を込めて関わる
川原氏の人柄が、説明して下さる氏の
言葉一つ一つに込められていた。
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長井市の街中に戻り「菅野建具」へ。
作業場をきれいに掃除しをして待っていて下さった菅野勉氏。
中に入ると、組子のスタンドの温かいあかりが向えてくれた。

見事な幾何学模様を形づくる細かいパーツはは全て手作り。
伝統的な組子がモダンなデザインとして表現されていて、現代のインテリアにも溶け込む
エレメントになっている。
頭脳と根気と繊細さが要求される手仕事のように思われた。

菅野氏の誠実なお人柄が伝わってくる。いろいろな道具なども拝見しその後、なんと組木の
パズルを頂いた。家で喜んでパズルにチャレンジしてみたが宿題は難しかった。
元の形に戻るのはいつの日か・・・・
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今回最後に訪ねたのは
「江口漆器工芸」
里山の風上が心地よい、塗師五代目の
江口忠博氏の工房。
漆塗りの工程に沿った詳しいお話を伺い
奥深さを知ると同時に多様さを感じた。
様々な技を屈指し、伝統の中に現代の
香りが漂う作品づくり。
「職人でもなく、作家でもない、その真ん
中くらい。まして芸術家ではありません」
と語られる江口氏は独自の世界を作り
上げている。
頭と胸がいっぱいになって、帰途についた。
R287を走らせながら、
「ほんとうに山形も捨てたもんじゃない!
こんな素敵な人達がいるんだ。」
と、あらためてウキウキしてきました。
お邪魔しました。
.......Miki.K
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