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●福島研修旅行 二日目

御薬園

抹茶をいただく

庭園もすばらしい!

2日目の朝は 昨日の快晴の空模様とちょっと違って 薄曇り、昨夜のおいしかった地酒の余韻が 残っているような自分の頭の中と同じような状態でスタートです。
 先ず 御薬園という広大な敷地の庭園に 到着です。
薬草栽培地の跡を整地して 薬草園として発足し、約400種の薬草を栽培し なおかつ
会津松平氏庭園としての風情は 日頃の雑多な生活を忘れ そして御茶屋御殿で抹茶をいただきながら その庭園を眺めたのであるが 心が落ち着き和むひとときであった。
「秋風に 荷葉うらがれ香を放つ おん薬園の池をめぐれば」
と 歌った与謝野晶子の想いの一端に触れた時でもありました。
 

さざえ堂

次に行ったのが飯盛山 幕末の日本最後の内戦のご辰戦争で 10代の若者達が切腹して果てた 白虎隊の悲劇の史跡を残す地である。
十九の隊士の墓を拝んできたが 16,7才という若さで散った少年達の無念さが(こんな言葉では言い尽くせないであろうが・・・)ふと わきあがってきたものだった。
それと さざえ堂という奇異の建物も印象に残った。斜塔のように傾いている木造六角形の建物で、回りながら頂上に行き、帰り道はその昇ってきた道とは別な道で下りてくるという、それほど大きくもない建物ながら その妙は頭を混乱させるような建物であった。
国指定の重要文化財になっていて、築200年を超える日本建築ならではのものと感じいった次第であった。
 

会津若松市内

鶴ケ城

そして 帰途につく時刻もせまり、最後は会津市内 七日町の散策です。
城下町らしい町並み造りの一角にあるランチの店は パスタを食べるというのは少々違和感を覚えたが、内装 雰囲気からそうでない事を感じたし 多種多様の店が建ち並び あっという間の時間であった。妻に土産を買ってなかった事に気ずき そそくさと買い求め 一路山形へ・・・
 今回の研修旅行は例年よりも 距離も短く また被災地福島を訪ねてみたのも良い企画であったと幹事の方にお礼を申し上げたい。
常日頃の生活が頭から離れ そしてICの会員の方々と親睦をより深められたことに感謝いたします。
post tosiharu ito